長らく咲かないままの睡蓮がありました。
毎年毎年、植え替えて肥料をあげても陽当たりが足りず花を見た事がありませんでした。
その睡蓮を(仮)オドラータとしていました。
(葉の色合いなどからオドラータだろうと仮定)
オドラータや他の睡蓮が咲く池から根茎の部分をもらい、根茎を見てこれがオドラータなのか?は確実ではない状態でした。
その睡蓮が開花し、オドラータであると確認できました。
オドラータは北米原産の原種です。
このオドラータが18世紀にヨーロッパへ渡り睡蓮が栽培されていたそうです。
サイズとしてはやや大型に分類され、根茎がものすごく良く伸びるタイプです。
私が初めて読んだ睡蓮について書かれた本には、根茎を5タイプに分けてあり、このオドラータはそのままオドラータタイプとされていました。
◉根茎は太く肉厚で水平方向に伸びる。
とありました。
それまで9号の駄温鉢に植えていましたが、すぐに端に到達してしまうので、
今年から小さな横長のプランターに植える事にしました。
そして設置場所を変え、陽当たりが少し多くなる場所、メインのメダカ水槽へ入れました。
写真右上がオドラータです。
♦︎4月
♦︎5月
♦︎6月
いつの間にか花芽が出ていました。
葉も大きくなりたくさん出ていました。
そして初開花✨
♦︎1日目
1日目の花の美しい事、見惚れてしまいます。
♦︎2日目
スターシェイプと言われる花型です。
♦︎3日目
全景
♦︎そして、4日目
何となく開いているのにびっくり‼️
こうして初めての開花は終わりました。
オドラータは割と咲きやすい品種である、と書いてありました。
我が家の環境では長らく咲かなかったのは、先にも書いた通り、陽当たりが足りなかった為もあると思います。
そして、大型にカテゴライズされる睡蓮なのでやはりスペースが必要なのだろうと思います。
今の水槽下でもオドラータには葉を広げるには小さい様です…
そんな環境下でも咲いてくれた事に感謝🙏
何より透き通るような美しい白い花を目前に見れた事が嬉しいです。