3/7のサカナの日にベタの王子の記事を書きましたが…
この時は、なんとなく病気の気配があって一時バケツで療養していたのです。
それから一度水槽生活に戻ります。
この水中ポンプ上がお気に入りのようで、ここにもたれかかっていました。
それでも相変わらずお腹は丸いし、フンも出ていない様な気がしたのと、
前ほどエサに反応が薄い様な気がしたのです。
何となく、ってすごい感覚でやっぱり何か違和感を感じ取ったりするもの。
ある時、浮いたままになったのです。
ぷか〜っと。
そして、またバケツ療養スタート。
治療内容は、
まずは塩水浴0.5パーセント。
それと平行してグリーンFゴールドリキッドも入れました。
水の温度や、濃度、水質維持するのになかなか面倒で若干サボりがちに…
水温はヒーターをまだ入れているのもあり、合わせるの面倒です。
金魚なら、バケツをもう一つ用意して温度を合わせる事ができるのですが、
温度と濃度を合わせるのが骨に感じていました。
まだまだ王子が元気な内は良かったのですが、
だんだん元気がなくなりました。
バケツという環境で、外が見えないのが嫌だったみたいですが、見えない環境だからこそ具合を悪くできるのかもしれないな、と何となく思いました。
(人間の私も体調を崩しては雨戸も開けず、暗い部屋で寝込みますから)
そして、とうとう王子も寝転がってしまいました。
初めは頑張って水面まで来ていましたが、全く起き上がらなくなり、ヒラメの様に横になっています。
そして、エラだけバタバタさせていて、
時々変な泳ぎ方をするのです。
この時、お病気は神経とかに来てしまったのかもしれないと、もうダメかもしれないと思ったのです…
私の今までのサカナ治療歴の中で、この状態から復活した事はなかったのです。
もうダメならあとはちゃんと見届けよう、と毎夜寝る前に「また明日会えたら会おうね」と言っていたのです。
朝見に行くと、エラが動いているのを確認してホッとしていました。
サカナには白目はないけど、白目をむいている様に見える時があって、辛いのだろうと思っていました。
ある時、水も汚れてきてこんな中で王子が死んでしまうのはかわいそうだと、迷ったけれど水を換える事にしたのです。
塩水浴をやめて、グリーンFゴールドリキッドのみにします。
そうしたら、ちょっと元気になってきた様に感じました。
その後も、すごい速さで水が汚れるのでせっせと水換えをしました。
1週間くらいエサも食べていなく、体力もなくなって相変わらず寝転がってはいました。
ある時、エサ食べるかな?とエサ袋を振るとギラッと目が光り、エサを死に物狂いで食べにきました。
エサを食べる様になると、一気に回復の兆しが見えました。
そして、ある日大きなフンをしました。
もう大丈夫そうです!
今もバケツとお薬生活ですが、やっぱり水質が大事だなぁと実感しました。
復活までの間に、背鰭が全部なくなりまた新しく生えてきています。
王子の生命力に感動しました。
生き物の生きようとする力、本当にすごいなぁと改めて思いました。
何より、病気が悪くなる前に処置をするって大事だとも改めて感じました。
人間も同じですね。
王子から学ぶ事が沢山あった、治療生活でした。